高校生でも歯科矯正がしたいという方も多いのではないでしょうか?ただ、歯科矯正はお金がかかる等位事実もあります。
本記事では、実際に治療にかかる費用やお金がなくても歯科矯正を進める方法、治療の流れについて紹介していきます。
お金はないが歯科矯正することで自分に自信を持ちたい方、歯科矯正にかかる費用や流れを知りたい方などはぜひ本記事を参考にしてください。
この記事のポイント!
- 高校生は骨代謝がよく、歯を動かしやすいというメリットがある
- お金がない場合「支払方法を工夫する」「お金を貯めてから矯正する」「親に援助が可能か相談する」などの対処法がある
- 歯科矯正の費用目安は20~150万円ほどである
歯科矯正を受けたいけどお金がない高校生は多い

高校生になると、見た目が気になってくることが多いもの。特に口元は顔の印象を左右するので、歯科矯正で歯並びをきれいにしたいと考えるのは自然なことです。しかし、歯科矯正は高いので諦めてしまう方が少なくありません。
もちろん歯科矯正は成人してからでもできます。しかし、高校生のうちに歯科矯正を始めるとさまざまなメリットがあります。どのようなメリットがあるのでしょうか?
高校生のうちから矯正するメリットは大きい
高校生の身体はまだ成長途中なので、骨代謝がよく歯を動かしやすいというメリットがあります。成人後に比べて歯科矯正の効果が出やすいため、治療期間が短くなることが多いのです。結果的に通院回数も少なく、トータルの費用が安くなる可能性もあります。
歯並びのコンプレックスに、早期に対処できるというメリットもあります。歯並びが原因で自信を無くしてしまうと、精神的に悪影響を及ぼすことも。高校生のうちに歯科矯正をすれば、進学や就職など人生の大きなタイミングまでに歯並びによるコンプレックスを取り除けます。
さらに、歯並びがよくなると歯磨きがしやすくなるので、虫歯や歯周病になりにくいというメリットもあります。
高校生のうちに歯科矯正を始めることは、非常に大きなメリットがあると言えるでしょう。
高校生がすべての治療費を支払うのは困難
家族の方に治療費を出してもらうのが難しい場合、自分でお金を出すことになりますね。しかし、高校生がすべての治療費を支払うのは難しいでしょう。
例えばアルバイトで稼ぐ場合、年収103万円を超過すると親の扶養から外れ税負担が増えてしまうことがあります。そのため高校生がアルバイトをする場合、103万円以内で稼ぐことが一般的です。
デンタルローンを組む方法もありますが、高校生はローンを組めません。法律上は18歳からローン契約ができるようになりましたが、ローン契約の条件として「有職者で安定した収入があること」を前提としているローン会社がほとんどです。そのため高校生が自分の名義でローンを組むことは難しいでしょう。
高校生の歯科矯正にかかる費用はどれくらい?

高校生の歯科矯正の方法は「ワイヤー矯正(表側矯正)」「裏側矯正」「マウスピース矯正」があり、費用の相場は成人矯正と同程度であることが多いです。それぞれの費用相場を紹介していきます。
さらに、クリニックによっては通院するたびに「調整料(処置料)」が3,000~5,000円ほどかかることがあります。
治療法1.ワイヤー矯正(表側)
費用相場:20~100万円
歯の表面にブラケットと呼ばれる装置をつけて、そこにワイヤーをとりつけて矯正する方法です。
金属色のブラケットを選ぶと安く、白く目立ちにくいブラケットを選ぶと高くなることが多いです。適用範囲が広く、難しい症例にも対応できます。
治療法2.ワイヤー矯正(裏側)
費用相場:30~150万円
ワイヤー矯正の一種ですが、歯の裏側(舌側)にブラケットをワイヤーを取り付ける矯正方法です。装置が目立たないのがメリットですが、矯正歯科医の難易度が高く高い技術力が必要となるので費用も高額となります。
目立つ上の歯だけは「裏側矯正(リンガル矯正)」を行い、目立ちにくい下の歯は「表側矯正」を行う「ハーフリンガル矯正」を選ぶと、表側矯正と裏側矯正の中間程度の費用になります。
治療法3.マウスピース矯正
費用相場:30~100万円
透明なマウスピースをはめて歯を動かしていく方法です。自分で自由に取り外すことができ、1日に20時間ほど装着します。
目立ちにくいので、多感な高校生にぴったりの矯正方法です。自分で取り外しをするため、ワイヤー矯正よりも通院回数が少なくて済む点もメリットです。ワイヤー矯正のような装置の尖った部分もないので、スポーツ時に怪我をする心配が少なく安心です。
お金がない高校生が歯科矯正を始める方法

お金がない高校生は、どうやって歯科矯正を始めたらよいのでしょうか?具体的な方法を紹介していきます。
治療費用を貯めてから始める
矯正にはまとまったお金が必要なので、ある程度お金を貯めてから歯科矯正を始める方法がおすすめです。学生の間はどうしても収入が少ないため、社会人になって収入が安定してから歯科矯正を始めるのも一つの手でしょう。歯科矯正は若い子がするイメージがあるかもしれませんが、歯や歯槽骨(骨を支えている骨)が健康なら何歳からでも可能です。
事前に複数の歯科医院で矯正相談をしておくと、「治療費用の目安」「治療期間の目安」がわかるのでおすすめです。自分で費用が支払えるように、目標金額に向けてコツコツとお金を貯めておきましょう。
親から援助を受ける
両親・祖父母・親戚・保護者の方などから援助を受ける方法もおすすめです。「矯正費用は高いので、なかなか相談できない」という高校生もいますが、まずは相談して援助を受けられるか確認してみることをおすすめします。
相談するときに、歯並びに関する問題やコンプレックスなどをしっかりと伝えることが大切です。また歯科医院の矯正相談を受ける際は、一緒に話を聞いてみるとよいでしょう。
支払い方法を工夫する
歯科医院・矯正歯科での支払い方法を工夫することによって、費用負担を軽減させる方法を紹介します。
1.デンタルローン
デンタルローンを親の名義で組み、自分でお金を支払う方法です。
親の名義で審査を行い、親を経由して自分で支払います。実際にお金を払うのが自分であれば、親の説得もしやすいかもしれませんね。
2.分割払い
歯科医院によっては、窓口での分割払いが可能なことがあります。デンタルローンよりも分割回数は少なくなりますが、金利手数料がかからないことが多いです。
ただし、院内分割払いを行っていない歯科医院も多くあります。また、高校生の場合は分割払いができない可能性もあります。まずは歯科医院に相談してみましょう。
保険適用かどうかを確認する
歯科矯正は基本的に健康保険が適用されませんが、病気を治すものして診断されると保険適用されるケースがあります。保険適用されると、3割負担で済むので自己負担額が安くなります。
歯科矯正で保険が適用される例を、以下のとおりです。
- 厚生労働大臣が定めた疾患 (唇顎口蓋裂、ダウン症候群など)に起因した咬合異常
- 前歯3歯以上が歯茎の中に埋まっていて、手術が必要な症例
- 顎変形症で手術が必要な症例
「顎変形症」と診断され保険適用となるケースが多いです。 ただし、厚生労働省指定の「顎口腔機能診断施設」で診断を受けた場合のみ、保険が適用されます。
医療費控除を受ける
健康保険適用でないケースでも、医療費控除が受けられることが多くあります。医療費控除とは、年間医療費総額が10万円を超えた場合、手付きをすることによって一部の税金が還付される制度のことです。医療費控除の申告は、確定申告で行います。生計を一にする家族の医療費を合算して申告でき、家族の中でも収入が高い方が控除手続きをした方が還付金が多くなります。
ただし歯科矯正の費用は、医療費控除の対象になる場合と、ならない場合があります。噛み合わせの改善などが目的の場合、医療費控除の対象になることが多いです。医療費控除の対象かどうかの判断は税務署が行いますが、医師の「診断書」を提出すると受けられる可能性が高くなります。
部分矯正を選ぶ
「部分矯正」とは、前歯などの一部分だけを治す歯科矯正です。全部の歯を治す「全体矯正」と比べて、費用が安く治療期間も短いです。
ただし、部分矯正を希望しても症例によっては全体矯正をすすめられることもあります。歯並びや口の状況に合った歯科矯正方法を選ぶことが大切です。
高校生の歯科矯正の始め方

歯科矯正を始めるには、具体的にどうしたらよいのでしょうか?
マウスピース矯正のエミニナル矯正で歯科矯正を始める流れを紹介しますので、参考にしてみてください。
STEP1.予約フォームから申し込む
予約フォームから、矯正相談の申し込みをしましょう。オンラインでの相談なので、忙しい方でも気軽に申し込めます。オンライン相談は無料です。
STEP2.矯正歯科医による事前相談
希望した日時に合わせて、矯正歯科医とのビデオ通話を行います。矯正歯科医があなたの歯並びの状態を確認し、費用や治療期間のおおまかな目安を教えてくれます。矯正に関する疑問点や不安なことなどがあれば、矯正歯科医に質問しましょう。その後、事務局のスタッフから料金プランや支払方法などの説明があります。
オンライン相談の所要時間は、15~40分程度です。
STEP3.提携クリニックへ来院
オンライン相談でエミニナル矯正に興味を持った方は、提携クリニックへ来院して歯型採取やレントゲン撮影などを行います。実際にクリニックであなたの歯並びや噛み合わせをきちんと診て精密な検査を行うことで、より正確な治療計画を立てることができます。所要時間は60分ほどです。保険証を準備していきましょう。
提携クリニックは全国各地にあります。(東京都に6院、千葉県に5院、埼玉県に3院、神奈川県に1院、群馬県に1院と関東に多くあります。その他、宮城県、岩手県、北海道、長野県、新潟県、静岡県、富山県、兵庫県、徳島県、高知県、愛媛県、福岡県、熊本県、大分県にもあります。)
さらに全国に順次拡大予定ですので、通院しやすいクリニックを選べるでしょう。
※提携クリニックでの歯型取り・レントゲン撮影等の費用は、3,850円(税込)です。クリニック来院時に直接お支払いください。「矯正相談」のみの場合は無料なので、まずは話を聞くだけでも大丈夫です。
STEP4.診断(治療計画・期間・総額費用の説明)
クリニックで採取した歯型・レントゲン写真などをもとにして、エミニナル矯正の矯正歯科医が診断を行います。オンラインで、治療計画・治療期間・費用の総額・追加で発生する可能性のある費用などについて、詳しく説明してくれます。
治療計画に同意する場合、契約となります。
STEP5.マウスピースの作製・矯正開始
契約後、矯正歯科医の指導のもとで歯科技工士がオーダーメイドのマウスピース3Dデザインを作成・製造します。日本の国家資格を持つ歯科技工士が国内で製造する、国産品質のマウスピースです。
マウスピースが完成したら、最初のマウスピース型矯正装置が自宅に届きますので矯正をスタートさせます。マウスピースは1日20時間以上装着しましょう。その後、1ヶ月ごとにマウスピースが2セット届きます。2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら、少しずつ歯を動かし理想の歯並びにしていきます。
毎月歯の写真を撮影して送ると、矯正歯科医がチェックしてくれます。また3ヶ月に1度、矯正歯科医からフィードバックが届きます。矯正中にトラブルなどがあれば、いつでも公式LINEから相談が可能です。
STEP6.矯正完了・保定装置の着用
矯正が完了したら、歯が元に戻らないように「保定装置(リテーナー)」を装着します。矯正完了後、最低1年は1日20時間保定装置を装着し、2年目以降は夜間のみ装着することが推奨されています。
保定装置はマウスピース型で目立ちません。後戻りして後悔しないために、必ず保定装置つけることをおすすめします。
高校生から歯科矯正を始めよう!
高校生は、永久歯が生えそろって顎の骨もほぼ完成に近づき、顎の骨や歯の周辺組織の新陳代謝は活発な時期です。新陳代謝が活発だと歯がスムーズに移動し、結果的に治療期間が短くて済むことが多いので、高校生は歯科矯正に適した時期だと言えるでしょう。
エミニナル矯正では低価格な料金プランをご用意しておりますので、お金がない方でも無理なく治療を開始できます。安いだけではなく、「担当医が必ず矯正歯科医になる」「LINEでいつでも相談ができる」「通院頻度が低く忙しい高校生でも治療しやすい」などのメリットがあります。
エミニナル矯正にご興味ありましたら、お気軽に無料オンライン相談をご予約ください。なお原則15歳以上の方が治療の対象となり、20歳未満の方は保護者の同意書が必要となります。

高校生の歯科矯正に関するQ&A

Q.高校生の歯科矯正は何年かかる?
高校生の矯正治療期間の目安は、歯並びによっても異なりますが2年ほどです。
治療完了後には、歯並びが後戻りしないために保定装置をつける期間が2年ほどかかります。歯の移動にかかる期間(動的治療期間)が2年、保定期間が2年で、平均4年ほどかかることになります。
Q.高校生の歯科矯正にかかる費用は?
高校生の歯科矯正にかかる費用の目安を紹介します。
- 表側ワイヤー矯正:20~100万円
- 裏側矯正(リンガル矯正):30~150万円
- ハーフリンガル矯正(上は裏側・下は表側矯正):25~125万円
- マウスピース矯正:30~110万円
歯科矯正は自費診療のため、クリニックや矯正方法、もともとの歯並びなどによって費用が大きく異なります。一般的に、前歯のみを治療する「部分矯正」の方が、「全体矯正」よりも安いです。しかし、「部分矯正」が適用される症例は限られています。
Q.歯科矯正の費用の支払い方法は?
- 現金一括払い
- 窓口分割払い(クリニックの窓口で、支払いを分割してくれる方法)
- クレジットカード払い(所持しているクレジットカードの一括・分割払いで支払う方法)
- デンタルローン
歯科矯正の費用の支払い方法は、さまざまです。クリニックによっては「窓口分割払い」を受け付けてくれることがあります。金利手数料はつかないことが多く無駄な出費が抑えられますが、すべての歯科医院で窓口分割払いが可能なわけではありません。
クレジットカードが使えるクリニックは限られていますので、事前に確認しましょう。
デンタルローンは、歯科治療に特化したローンのことです。ローンを受けるための審査があります。金利手数料(5%程度)はかかりますが、支払回数は6~84回までの間で返済することができます。
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月々3,000円から始められるエミニナル矯正は、「安心」で選ばれるマウスピース矯正です。
近年、不適切なマウスピース矯正治療により、残念な想いをされている方がいます。
治療期間が短く、極端に安価であることを謳うマウスピース矯正がでてきている中で、「歯並びの仕上がり結果が、理想から程遠い。噛み合わせが逆に悪くなった。」「当初伝えられた治療費より、結果大幅に総額が高くなり、途中で治療を断念した」などのお声を聞きます。
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初回診断 | 無料 |