横顔美人の人の共通点ってご存知ですか?正解は、Eラインがキレイな人です。しかし、どのようにしたらEラインが整うのかを知っている人は少ないと思います。
本記事では、Eラインを矯正して横顔美人やかわいい自分になる方法ついて解説していきます。横顔美人になる方法について知りたい、矯正を始めてみたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
美人・かわいいの指標のひとつ「Eライン」ってなに?
Eラインと呼ばれる鼻の先から顎の先を結んだラインは、美しさの基準としてもちいられます。美しいEラインとは、口元がやや後ろに下がった状態を指します。出っ歯や口元が盛り上がっていると、Eラインが美しさの基準からズレてしまいます。
みんなが憧れる! 理想的なEラインとは
日本人は欧米人と比べて目鼻立ちが低くはっきりとしていないこともあり、理想のEラインは上唇の位置がやや後方にある状態を指します。そして下唇はEラインに触れるか触れないか程度のラインが美しいとされています。
あなたのEラインは? 自分の横顔をセルフチェック!
自分のEラインが綺麗の基準に合っているかどうか気になる人も多いことと思います。ご自身のEラインをセルフチェックする方法があります。
自分の人差し指や割り箸などを鼻の先端に当ててみて、指の根本または割り箸の根本を顎に当ててみます。唇がわずかに触れる程度が理想的なEラインとされています。
歯科矯正でEラインの改善が期待できる症例
歯科矯正は歯並びを改善するのに効果的な方法ですが、美しいEラインを手に入れるためにも有効です。まずは、どのような症例の人が歯科矯正をすることで綺麗なEラインとなるのか見ていきましょう。
症例1.出っ歯など口元が前に出ている
まずは出っ歯の症例です。出っ歯の人の特徴として、口が閉じづらい、横から見ると、口元だけが盛り上がっているように見える、笑うと唇よりも歯が前に出ている、口を閉じると、顎に梅干しのようなシワが寄るなどが見られます。
出っ歯を改善すると、口を閉じた際の横顔に変化が生じます。出っ張っていた部分が引っ込むため、美しいEラインに近づきます。
症例2.歯並びの悪さで受け口になっている
受け口とは正式な歯科用語ではなく、反対咬合と呼びます。反対咬合は、上の歯と下の歯の位置が逆になっている状態を指します。通常、歯を噛み合わせたとき上の歯のほうが下の歯より若干前に出ている状態が正常ですが、反対咬合の場合には下のほうが前に出っ張っています。
受け口も改善することで、Eラインに触れる唇が引っ込み、美しいラインになります。
症例3.歯並びは良いのに口ゴボになっている
口ゴボとは、前歯がほかの歯よりも出ている状態を指し、顔の中でもとくに口元が目立ってしまう状態を指します。口ゴボの原因にはさまざまなことが挙げられますが、上下の歯が前に傾いていることなどから生じます。
盛り上がっている口元は美しいEラインよりも前に出てしまい、ラインに唇が触れてしまいます。口ゴボを改善することで口元が引っ込み、綺麗なラインにおさまります。
歯科矯正をしてもEラインが治らないケースもある
歯並びを改善すれば100%Eラインが美しくなるというわけではありません。歯並びが悪い理由が、先天的なものでとくに骨格由来であるケースの場合には歯科矯正による改善が難しいです。
このような症例では、外科的な手術が必要となるため、歯科矯正だけでは対応できないことが多いと言えます。
キレイなEラインを歯科矯正によって手に入れる方法
マウスピース矯正|治療内容・費用・期間
マウスピースを使った矯正方法では、プラスチック製のマウスピースを複数個製作し、歯の移動に応じてつけかえていくことで、歯並びを改善していきます。マウスピースは目立ちにくく、取り外しも自分でおこなえるため痛みや不快感がないことに加えて、清掃性の高さも魅力です。
ただ、重度の叢生や外科的手術が必要な症例には不向きなど、適応可能な症例がワイヤー矯正よりも狭い点に注意が必要です。
マウスピース矯正の部分矯正にかかる治療期間は約5ヶ月〜1年半で、治療にかかる費用相場は約30〜60万円です。全体矯正の治療期間は約2年〜2年半ほどで費用相場は約80〜90万円です。
ワイヤー矯正|治療内容・費用・期間
ワイヤー矯正は、歯の表面か裏面にワイヤーとブラケットと呼ばれる矯正装置をつける矯正方法です。歴史も長く症例数も豊富な矯正方法です。表側矯正は、施術できる歯科医師も多く一般的な治療方法です。
歯の移動範囲も広く、適応可能な症例が幅広い点がメリットとして挙げられる一方、どうしても見た目が目立ちやすく、口元が盛り上がってしまう点などがデメリットです。
表側矯正の治療にかかる期間は部分矯正で3〜7ヶ月ほどで費用目安は、8〜45万円程です。全体矯正の場合、治療期間は2〜3年で治療費用は30〜80万円ほどです。
裏側矯正の場合、目立ちにくい点が表面との大きな違いです。矯正装置を裏側につけるため、会話をしてもほとんどバレません。しかし、歯の表側に施す治療方法とは違い施術ができる歯科医師が少ないため、クリニック選びが難しいケースもあります。
また、表側よりも高い技術が必要とされるため費用が高くつく傾向があります。裏側矯正の治療にかかる期間と費用は表側矯正と同程度です。
気になる抜歯の有無|必要なケースとは?
歯科矯正に抜歯は必ずしも必要ではありませんが、やむをえず必要となるケースもあります。それは、叢生(そうせい)などで歯の重なりが多く、歯を移動させるための十分なスペースが確保できない場合や、顎のサイズが歯の大きさに比べて小さいケースなどが該当します。
このような場合では部分矯正は難しく抜歯などを伴う全体矯正が必要となります。
【危険】矯正せず自力でEラインを作る(口元引っ込める)行為
自分を美しくするための努力は大切ですが、Eラインを自力で作ることは不可能です。
Eラインは歯並びや骨格などの構造に関係しており、自分で負荷をかけ続けても改善する見込みはありません。そればかりか、歯並びに至っては専門的な知識を持たずして押すなどの負荷をかけてしまうと、歯並びを悪化させる可能性すらあります。
メイクや髪型などでごまかしても、決して歯や骨に負荷はかけないようにしましょう。
歯科矯正によってEラインは改善できる
Eラインは鼻先から顎の先を結ぶラインで、美しさの基準ともされています。口元がやや下がった状態が望ましいのですが、なかなか自力で手に入れることは難しいです。綺麗なEラインを手に入れるためには、歯科矯正が効果的です。
もし、今よりもっと綺麗な横顔になりたい、かわいくなりたいと思っていて、歯並びに悩みがあったら歯科矯正を検討してみましょう。
目立ちにくい矯正方法として注目を集めているエミニナル矯正では、Eラインの改善も期待できます。より美しい横顔を手に入れたい人は、矯正相談で自分の歯並びの悩みを相談してみてはいかがでしょうか。
Eラインに関するよくあるQ&A
Q.Eラインの治療方法は?
A.Eラインを改善するためには、歯科矯正が効果的です。歯科矯正には、おもに2種類ありワイヤー矯正とマウスピース矯正です。どちらも部分矯正と全体矯正が可能です。症例の程度によってもかかる費用や期間は異なりますので、まずは歯科医院に相談してみましょう。
Q.Eラインの特徴とは?
A.Eラインは鼻の先から顎の先を結んだラインを指します。美しいEラインとは、口元がやや後ろに下がった状態を指します。出っ歯や口元が盛り上がっていると、Eラインが美しさの基準からズレてしまいます。
Q.口ゴボの原因はなに?
A.口ゴボになる原因には先天的な理由と後天的な理由があります。先天的な理由としては、生まれつきの骨の状態や歯並びによって、口ゴボになることが考えられます。親も出っ歯であったり、顎が元々出ているような構造ですと、生まれつき口ゴボになりやすいといえます。
後天的な理由では、日々の習慣などが原因によって起こります。頬杖や、同じ方の顎でばかり咀嚼する、口呼吸、おしゃぶりの長期使用、指を噛む、舌で前歯を押すなどの癖がある人は要注意です。