「歯科矯正でブサイクになった」という噂を聞き、何が原因でブサイクになったのか知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、歯科矯正でブサイクになるという噂が本当なのか、そして原因や対策についてまで詳しく解説していきます。歯科矯正での変化について詳しく知りたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
矯正の費用について詳しく知りたい方はこちらに記事も参考にしてみてください。
『歯科矯正の値段の相場は?医療費控除は?矯正費用に関する全情報まとめ』
歯科矯正でブサイクになると言われる原因の4つ
本来、歯科矯正では歯並びを整えて「見た目が良くなる」イメージをされている方も多いかと思います。しかし、歯科矯正が原因となり、結果的にブサイクになったと感じる可能性もあります。
ここでは、歯科矯正でブサイクになると言われる4つの原因について紹介します。
1.ほうれい線が濃くなった
歯科矯正でブサイクになったと言われる原因のひとつに、ほうれい線が濃くなったことが挙げられます。
ほうれい線が濃くなると、老け顔にみられてしまうので、歯科矯正でブサイクになったと思われてしまうのかもしれません。
「歯科矯正でどうしてほうれい線ができるの?」と疑問に思われている方もいらっしゃるかと思いますが、これは、必要のない抜歯を行って口元を下げ過ぎたケースや、口まわりの筋肉が衰えて口元のハリが失われた場合に起こりうるものです。
もちろん、年齢を重ねることで「ほうれい線」はできやすくなるのですが、歯科矯正によって口元が下がったり口元のハリがなくなったりすることでも、ほうれい線ができてしまう可能性があります。
2.頬がコケた
歯科矯正で頬がコケたことが、ブサイクになったと言われる原因になることもあります。どのぐらい頬がコケているのかにもよりますが、げっそりするほど頬がコケている場合、老け顔に見えてしまったり、顔にハリがなくなって顔が長くなって見えたりすることもあります。これにより、ブサイクになったと感じてしまうことがあります。
そもそもなぜ歯科矯正で頬がコケるのかというと、歯科矯正による歯の痛みで食事の回数が減って栄養不足になってげっそりしたり、噛み合わせが改善することで筋肉バランスも変わり、今まで張っていたエラがなくなることなどが原因となることがあります。
3.顔が長くなった
歯科矯正で面長になって、ブサイクになったと言われる原因になることもあります。これは、前歯を後方に引っ込ませ過ぎることにより、「鼻下が伸びて長くなる」ためです。
今まで前方に突出していた口元を下げ過ぎることで、口元のメリハリがなくなり顔が長くなって見えてしまいます。また、元々鼻下が長い方は要注意で、長い鼻下が下がることで、さらに顔が長く見えてしまう可能性があります。
顔が長くなってしまうと、老けた印象を与えてしまうので、歯科矯正でブサイクになったと思われてしまいます。
4.非抜歯により出っ歯になった
歯科矯正でブサイクになったと言われる原因の中には、無理な非抜歯矯正によって出っ歯になったというケースもあります。
「歯科矯正したのに、なぜ出っ歯になるの?」と驚いた方もいるかと思いますが、これは起こりうる可能性は十分にあります。
もちろん経験や知識が豊富な矯正歯科医であれば、このようなことは起こりません。しかしながら、また十分な経験がない矯正歯科医であれば、このリスクを想定できずこのようなトラブルを起こしてしまう可能性があります。
ではなぜ、こんなことが起こるのかと言うと、歯をきれいに並べるための「スペース」がないにも関わらず、無理に「非抜歯」にこだわって歯科矯正を行ったケースに起こりうる可能性があります。
無理に少ないスペースにガタガタの歯をきれいに並べようとすると、歯列のアーチが膨らんでしまいます。この膨らんだ歯列は、前方に突出して前歯が出っ張って「出っ歯」のようになってしまいます。これは、事前に担当の矯正歯科医がしっかり診断をしてスペースの計算をしていれば、防げたトラブルです。
もちろん歯科矯正で老け顔になってしまう人が多いわけではありません。
しかし失敗してしまう可能性は少しでも減らしたいですよね。
次は失敗してしまう原因と失敗しないための方法を解説していきます。
歯科矯正でブサイクになってしまう治療中や治療後の課題と対策
「歯科矯正でブサイクになった」というトラブルは起きないに越したことはありませんが、起こるリスクも持ち合わせています。
そのため、もしトラブルが生じてしまった際に、どのように対策をすれば良いのかを事前に知っておくとよいでしょう。
1.顔が変化することで起こる皮膚のたるみ
顔が変化することで起こる皮膚のたるみは、歯科矯正によって口元に変化が表れやすい「出っ歯」「受け口」「口ゴボ」などの歯科矯正の際に伴うリスクのひとつです。今まで前方に突出していた口元が下がると、皮膚が余ってたるみが生じやすくなります。皮膚のたるみは老け顔な印象を与えてしまうのです。
そのため、担当の矯正歯科医にこれらのリスクも考慮したうえで歯科矯正を行ってもらうことはもちろん、ご自身でできる対策としては、お口まわりの筋肉を鍛えることが対策として挙げられます。
手軽にできるものでは、「うー」と言いながら唇を前に出して、「あー」と言いながら口角を引き上げて笑顔を作って、「口輪筋」を鍛えるトレーニングがあります。
2.筋肉の変化による肌や筋肉の衰え
筋肉の変化による肌や筋肉の衰えは、歯科矯正中の「痛み」によって食事の回数が減って、口まわりの筋肉が衰えることによるものです。これは、歯科矯正が終わって装置を外せば、いつも通り食事ができるようになるため、筋肉の衰えも次第に改善する可能性があります。
ただし、もし歯科矯正中に噛む回数が減っていると感じたり、治療が終わったあとに筋肉の衰えを感じたりした場合は、表情筋のトレーニングを行うのがオススメです。
簡単なものでは、舌を前歯と唇の間に入れて歯茎をなぞるように動かすトレーニングがあります。
また、もし歯科矯正の「痛み」が原因となっているならば、事前に矯正治療中の痛みが少ない「マウスピース矯正」を選択しておくのもひとつの手です。
3.歯並びの改善による顔の変化
歯並びの改善による顔の変化は、抜歯をして歯を後方へ下げ過ぎたり、反対に無理をして非抜歯で歯並びを整えて口元が出てしまったりしたことによるものです。
もし出っ歯になってしまった場合は、残念ですが再矯正が必要となることが多いです。
このようなトラブルが生じないためにも、歯科矯正をする際は経験が豊富で、信頼できる矯正歯科医に依頼すべきです。
歯科矯正の成功は美人の印象を与える
歯科矯正ではブサイクになったというトラブルが起こるリスクがありますが、反対に、歯科矯正で成功すると「美人に見えるようになる」可能性もあります。
見た目にどんなメリットが得られるのか、見ていきましょう。
1.歯並びは第一印象に良い影響を与える
歯科矯正できれいな歯並びに整えることで、「清潔感がある」「健康的」「育ちが良い」など「第一印象」に良い影響を与えて、美人の印象を与えることがあります。
この「歯並び」と「第一印象」の関係は、日本臨床矯正歯科医会が行ったアンケート結果でも示されており、70%以上の人が歯並びで第一印象が左右されると感じています。
また、歯並びがきれいになることで、自分自身のコンプレックスも解消されて笑顔が増えるため、さらに魅力も倍増します。
2.歯並びがよくなることでEラインが整う
歯並びがよくなることでEラインが整い、美人の印象を与えます。そもそも「Eライン」とは何かと言うと、鼻先と顎先を一本につないだ線のことを指します。
このEラインの内側(もしくはライン上)に口元が収まっていれば、理想的な横顔だといえます。これは、美人の条件でもあるとされています。
こちらのYouTube動画では、歯科矯正を行うことで綺麗なEラインを手に入れる方法を紹介しています。
綺麗なEラインや綺麗な横顔を手に入れたい方はぜひ見てみてくださいね。
3.スマイルラインが整うと自然な笑顔が生まれる
スマイルラインが整うと自然な笑顔が生まれて、美人の印象を与えることがあります。スマイルラインとは、顔の印象を決めるものでもあり、具体的には笑ったときの「上の前歯の先端部分を結んだ線」のことを指しています。
このスマイルラインが、下唇の曲線ラインと揃っていると美しい印象になります。笑顔が素敵な「芸能人」や「モデルさん」には、このスマイルラインが整った方がとても多いです。
歯科矯正で美人になった人は、医師とクリニック選びに成功している
歯科矯正でブサイクにならないためには、担当の矯正歯科医とクリニック選びもとても重要です。歯科矯正で後悔や失敗をしないようにするためにも、「歯科医師の選び方」と「クリニックの選び方」について知っておきましょう。
1.歯科医師の選び方
歯科医師の選び方については、以下のことがあてはまるかどうか確認しておきましょう。
矯正治療を専門としている
矯正治療を受ける際は、矯正治療を専門としている歯科医師を選ぶようにしましょう。というのも、歯科には「矯正治療」以外にも、「インプラント」や「小児治療」などさまざまな分野があり、歯科医師によって得意な分野や、専門としている治療は異なります。
そのため目安として、矯正治療を専門としてる歯科医師の”矯正歯科医”を選ぶと安心です。
矯正治療経験が豊富
じつは、歯科医師であれば矯正治療の経験が浅くても治療を行うことができます。もちろん、治療経験が浅くても優秀な矯正歯科医はいるかもしれません。しかしながら、やはり矯正治療を受けるのであれば、治療経験が豊富な矯正歯科医を選ぶのが安心でしょう。
治療経験が豊富な矯正歯科医であれば、経験が多い分、トラブルやイレギュラーなことが起きたときに適切に対応できます。
学会や協会に所属し資格を持っている
学会や協会に所属し資格を持っているかを目安に、担当する矯正歯科医を選ぶのもひとつのポイントです。日本矯正歯科学会などの資格を持つためには、研修や学会による試験に合格しなければなりません。
つまり、日本矯正歯科学会などの資格を持っているということは、一定の基準をクリアしてきた知識や技術が豊富な歯科医師であるといえます。
2.クリニックの選び方
クリニックの選び方については、以下のことがあてはまるかどうか確認しておきましょう。
矯正治療専門の矯正医院
歯科医師個人ではなく、歯科医院自体が「矯正治療専門の矯正医院」かどうかもクリニック選びでは重要です。もちろん、矯正治療専門の歯科医院でない場合でも、学会・協会に所属し資格を持っている経験豊富な矯正歯科医がいるケースもあります。
もちろん、こちらも大事なポイントではあるのですが、歯科医院自体が「矯正治療を専門」にしているということはそれだけ矯正治療に力を入れている歯科医院でもあるので、選ぶ基準のひとつの候補に考えても良いでしょう。
検査の項目が豊富
歯科矯正は、担当する矯正歯科医の経験や技術力もとても重要ですが、失敗のない治療を行うためには、検査の項目が豊富で、診断にしっかり時間をかけてくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。
なぜなら、精密な検査を行わないと的確な診断ができず、矯正治療の質がかなり下がってしまうためです。一般歯科に置いてあるパノラマレントゲン以外にも、セファロ分析という横顔のレントゲンから顎の大きさや歯の角度を計測することができるレントゲンが置いてある歯科医院を選ぶと、より詳しい検査や診断ができます。
治療開始後の定期チェック
治療開始後の定期チェックをしっかり行っているかも、歯科医院を選ぶ際に重要です。歯科矯正中は、痛みが出たり、装置が外れてしまったりなど、いつトラブルが起こるかわかりません。
突然のトラブルに対応してくれるかどうかはもちろん、定期チェックで予めリスクのあるところなどをしっかり診断してくれる、経験豊富な矯正歯科医やスタッフがいる歯科医院であれば、安心して治療を進められるでしょう。
歯科矯正する事でブサイクになるリスクを下げ、美人への第一歩を
歯科矯正では、ブサイクになるリスクが少なからずありますが、その反面、美人への第一歩を踏み出すきっかけにもなりえる治療でもあります。歯科矯正で失敗して後悔しないようにするためにも、信頼できる矯正歯科医、そして歯科医院で治療を受けることをオススメいたします。
マウスピース矯正ブランドのエミニナル矯正では、皆様が歯科矯正でブサイクになったという思いをしないように、治療実績500症例以上の豊富な症例数を持つ「矯正歯科医」が必ず担当し、一人ひとりに合わせた最適な治療計画をご提案します。
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マウスピース矯正どれにしようか迷ったら、「エミニナル矯正」を受けてみて!
月々2,750円から始められるエミニナル矯正は、「安心」で選ばれるマウスピース矯正です。
近年、不適切なマウスピース矯正治療により、残念な想いをされている方がいます。
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これらの問題を解決すべく、エミニナルでは矯正のプロ”矯正ドクター”が100%担当する仕組みを作りました。在籍ドクターの治療経験は500症例以上なので、安心です。
エミニナル矯正の矯正相談では、あなた1人1人の矯正に対する不安を取り除き、そもそもマウスピース矯正が合っているのか?、金額や支払い方法はどのようなものがあるのかを丁寧にお伝えしています。
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サービス名 | エミニナル矯正(EMININAL) |
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目安総額 (軽度〜中度) |
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初回診断 | 無料 |
歯科矯正でブサイクになることが気になる方向けQ&A
ここでは、歯科矯正ブサイクになることが気になる方向けの、以下の4つの質問についてそれぞれ回答していきます。
口元ブサイクの原因は?
口元ブサイクの原因としてまず考えられるのは、「口ゴボ」です。「口ゴボ」は、上顎が前方に出っ張っていたり、前歯が前方に倒れていたりすることなどによって、口元が突出している状態です。口元が出ていると、顔全体のバランスを崩してしまいます。
また口呼吸が習慣になっている場合も、口元の筋肉が下がり、口元も開いた状態が続くため、口元ブサイクの原因になってしまいます。
歯科矯正で顔が長くなるのはなぜ?
歯科矯正で面長になるのは、噛み合わせが改善されて顔の筋肉バランスや形が変わり、今まで張っていたエラがなくなることなどが原因となることがあります。
また、「出っ歯」などの口元が突出している歯並びを治した際には、口元が下がります。そうすると、鼻の下が伸びてしまうため、結果的に面長に見えてしまうこともあります。
口ゴボの割合は?
日本人は顎が小さく、歯並びが悪くて悩んでいる人が非常に多いです。
厚生労働省の調査(平成23年歯科疾患実態調査)でも、12~20歳の男女において、口ゴボ(出っ歯)の状態の方が、10%以上確認されています。
つまりこの12~20歳の年代の方に限りますが、「口ゴボ(出っ歯)」は10人に1人の割合であるともいえます。
大人の矯正は何年かかる?
大人の歯科矯正の治療期間の目安は、2〜2年半程度です。 軽度の歯並びのズレであれば、最短3ヶ月程度で歯並びが治ることもあります。
ただし、これはあくまで目安で、一人ひとりの歯並びの状態や、どんな治療方法を選択するかによっても治療期間は変わってきます。また、個人の矯正治療への取り組み方によっても、最初に設定していた治療期間の目安が、大きく延びてしまう可能性はあります。