「すきっ歯がコンプレックスでいつか治したい」と考えている人も多いと思います。しかし、どのような矯正方法が自分に合っているのか、なかなか自己判断は難しいものです。
本記事では、大人のすきっ歯をごまかす方法・治療方法について解説していきます。すきっ歯をどうにかして治したい、矯正を始めてみたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
矯正の治療費用が気になる方はこちらに記事を参考にしてください。『歯科矯正の値段の相場は?医療費控除は?矯正費用に関する全情報まとめ』
大人でもすきっ歯に悩む方は多い
すきっ歯を見た人がどう感じるかは人それぞれですが、どうしても目立ちやすいため、目が行ってしまうということはあります。隙間部分が黒く見えてしまうため、白い歯と歯の間にあると目立ってしまうのです。大人でもすきっ歯は見られるため、悩んでいる人も少なくありません。
そもそもすきっ歯とはどんな歯の状態?
すきっ歯とは、おもに前歯2本の間に空間がある状態を指します。歯科用語では正中離開や空隙歯科とも言い、歯と歯の間に2mm程度の隙間が見られるケースがほとんどです。すきっ歯になってしまう原因には次の2つが考えられます。
すきっ歯になる原因として考えられるもの
1.舌の癖
気づかないうちに舌で前歯を押し出すように負荷をかけていると、次第に前歯が突出して隙間ができてしまうことがあります。そして2つ目に、歯と顎のサイズが合っていないことが挙げられます。歯が小さく顎が大きい人はとくにすきっ歯が見られます。
2.過剰歯
過剰歯とは、生えてはいないけれど歯茎の中に余分な歯が埋まっていることなどもすきっ歯の原因になります。
すきっ歯は歯並びが問題の場合もありますが、それ以外にも歯茎が下がってしまうことが原因で歯と歯の間に隙間ができてしまう『ブラックトライアングル』である可能性も考えられます。自分がどちらか気になる方は一度歯科医師の診断を受けることをお勧めします。
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すきっ歯をごまかす方法は?
①ダイレクトボンディング
すきっ歯をごまかす方法はいくつかあります。まずは、ダイレクトボンディングという方法です。これは、レジンというアクセサリーなどにも使われている素材を使い、歯と歯の間の隙間を埋める方法です。歯並び自体は変わりませんが、隙間がなくなることで目立ちにくくなります。
②ラミネートベニア
ラミネートベニアは、歯を削って土台となる部分を作り、その上にセラミックなどでできたチップを被せることですきっ歯を目立ちにくくする方法です。
こちらも歯並び自体に変化はありませんが、希望する色や形に成形できる点がメリットのほか、短期間で見た目が綺麗になります。ただ、健康な歯を削るため一生メンテナンスが必要であることや、歯の寿命が短くなることがあります。
③セラミッククラウン
ラミネートベニア同様、歯を削った上に被せ物をすることで隙間を目立たなくする方法です。ラミネートベニアよりも大きめの被せ物をするため、削る量は多くなります。こちらも歯の寿命が短くなる可能性があるほか、メンテナンスは欠かせません。
すきっ歯を自力で治す方法は「ない」
歯の治療や矯正には費用も期間もかかることから、何とか自力で治せないかと考える人もいますが、残念ながら自力ですきっ歯は治せません。
舌の癖が原因ですきっ歯を悪化させてしまっている人には、舌の位置を改善するトレーニングが有効ですが、すでにすきっ歯になってしまった歯を元に戻すことまでは不可能です。
すきっ歯をごまかさず解消する! 歯科矯正による方法
短期間で改善が期待できる「部分矯正」
すきっ歯の部分を徐々に正しい位置に治していく方法には歯科矯正が効果的です。すきっ歯以外の歯並びに問題がない人であれば、部分矯正で治療が可能です。部分矯正は全体矯正よりも費用や期間が少なくて済みます。
部分矯正で対応可能なケースでは、軽度のがたつきや、出っ歯などが当てはまります。機能的には問題がないので、見た目を改善したいという人に向いています。
ただし、自分では前歯のみに問題があると思っていても、前歯を動かすための十分なスペースがなかったり、骨格に問題があったりすることもあります。このようなケースでは部分矯正はできません。
適応症例が広い「ワイヤー矯正」
歯の表面にワイヤーとブラケットと呼ばれる装置をつけるタイプと、歯の裏側につけるタイプの2種類があります。すきっ歯以外に噛み合わせに問題がない場合や、部分的な矯正で改善が見込める場合には部分矯正で対応できるケースもあります。
ワイヤー矯正は、対応可能な症例が幅広く、歯の移動が起きやすいです。また、直接歯に矯正装置を取り付けるため、定期的に診察が受けられ口の健康状態がチェックしてもらえるという安心感もあります。
一方、表面につける場合は目立ちやすく、口腔内に矯正装置が当たって、口内炎ができやすくなるというデメリットもあります。
また、矯正装置のせいで発音しにくく感じる人や口の中の違和感がどうしても感じやすいという点も理解しておきましょう。さらに、矯正装置付近には、食べかすなどが溜まりやすいため清掃性が悪くなることもあります。
目立たずにすきっ歯を治す「マウスピース矯正」
マウスピース矯正は、歯の移動状況に応じて数十枚のマウスピースを製作し、つけかえることで徐々に歯の移動を起こす矯正方法です。マウスピース矯正では、現在の歯並びより理想の歯並びに近い歯科に形作られており、その差によって歯の移動が起きる仕組みです。
マウスピース矯正のおもなメリットとして、透明なため目立ちにくいことや、.痛みや違和感を抑えられる、自由に取り外しができるため衛生的な点などが挙げられます。また、選ぶマウスピースブランドによっては、通院回数が少なくて済んだり、リーズナブルだったりというメリットもあります。
一方のデメリットは、適応できる症例に限りがある点や、装着時間を守らないと期待どおりの効果が得られない点、担当する歯科医師によって仕上がりが異なる点などが挙げられます。
エミニナル矯正では、治療経験が500症例以上の矯正のプロ”矯正ドクター”が100%担当するシステムですので、すきっ歯に悩んでいる方も安心して治療を行うことができます。
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すきっ歯を改善しないとさまざまなリスクが生じる
隙間の広がりが大きくなる(抜歯の可能性)
すきっ歯を放っておくと見た目だけでなく機能面などさまざまな悪影響が生じます。自分の舌で前歯を押し出すなどの癖がある人は、すきっ歯を放っておくと、ますます隙間部分が開いてきてしまいます。すると、歯科矯正をするときも、抜歯が必要になるなどの事態に発展する可能性があります。
体の内部に負担がかかる(胃・腸)
すきっ歯があって噛み合わせも悪い場合では、放っておくとことで咀嚼が十分におこなわれていないことがあります。すると、食べ物が大きい塊のまま胃腸に送られることになり、負担がかかってしまいます。噛み合わせを治すことで全身の調子がよくなる人はいます。
口内環境が悪くなる(虫歯・歯周病)
すきっ歯があると、隙間部分に食べ物が詰まりやすくなります。すると、虫歯や歯周病になるリスクが高くなってしまいます。さらに、すきっ歯部分に磨き残しが付着したままになると口臭につながるなど口内環境の悪化を招いてしまいます。
発音・滑舌に悪影響を及ぼす
すきっ歯の人は、とくにサ行の発音が聞き取りづらいと言われています。これは、隙間部分から息が漏れてしまうため、滑舌が悪い印象を与えてしまうためです。歯科矯正をするなどして隙間部分がなくなると、滑舌がはっきりとするケースは多いです。
すきっ歯はごまかす方法ではなく歯科矯正による治療がおすすめ
すきっ歯は歯科矯正をする以外にもラミネートベニアなどでごまかす方法もあります。しかし、根本的な改善にはならないほか、一生涯メンテナンスが必要となったり、歯を削るなどの処置が必要となるため、歯の寿命が短くなったりします。
一生物の歯並びで健康を目指すのであれば、歯科矯正がおすすめです。今はワイヤー矯正以外にも目立ちにくく痛みや違和感を抑えられるマウスピース矯正も人気を集めています。すきっ歯で悩んでいたら、まずはどのような矯正方法が自分に合っているか検討してみましょう。
マウスピース矯正ブランドのエミニナル矯正では、1人ひとりの歯並びや口の状況を精度高く診断し、治療計画を提示してくれます。
気になることがあれば、気軽に矯正相談を受けてみてくださいね。
マウスピース矯正どれにしようか迷ったら、「エミニナル矯正」を受けてみて!
月々2,750円から始められるエミニナル矯正は、「安心」で選ばれるマウスピース矯正です。
近年、不適切なマウスピース矯正治療により、残念な想いをされている方がいます。
治療期間が短く、極端に安価であることを謳うマウスピース矯正がでてきている中で、「歯並びの仕上がり結果が、理想から程遠い。噛み合わせが逆に悪くなった。」「当初伝えられた治療費より、結果大幅に総額が高くなり、途中で治療を断念した」などのお声を聞きます。
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すきっ歯に関するよくあるQ&A
Q1.すきっ歯はどうしてなるのか?
A.すきっ歯になる原因は、先天的な理由のほかにも、自分の舌で前歯を押し出す癖などが挙げられます。また、顎のサイズが歯の大きさに対して大きいと起きることもあります。
Q2.前歯のすきっ歯の治し方は?
A.前歯のすきっ歯の治療方法には、部分矯正と全体矯正があります。奥歯や噛み合わせに問題がない人であれば、部分矯正で改善可能です。全体的な歯並びや噛み合わせの改善が必要な場合には、全体矯正がおすすめです。
また、矯正方法には、ワイヤー矯正とマウスピース矯正があり、どちらも部分矯正、全体矯正ができます。
Q3.子どもは何歳になるとすきっ歯が改善する?
A.子どもにすきっ歯が見られても、永久歯に生え変わるタイミングで改善されたり、顎の成長によって改善していくケースがあります。しかし、10歳を超えてもすきっ歯のままであれば、歯科矯正を検討するのもありです。