歯科矯正と聞いて、どのような見た目をイメージしますか?「目立つのがイヤだ」「矯正しているのをバレたくない」など、見た目についてはマイナスなところを思い浮かべる人が多いでしょう。
本記事では、矯正装置の見た目が気になる方でも安心の「目立たない歯科矯正」について詳しく解説していきます。周りにバレないで矯正する方法について知りたい、矯正を始めてみたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
また矯正にかかる費用を詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてください→「矯正の費用」
「歯科矯正はかわいい」という声もある
これまで歯科矯正というとワイヤーとブラケットが目立つというイメージが強くありました。しかし、最近では歯科矯正を始めたことや、矯正の過程をSNSなどにアップする人が増えています。
美容やメイクテクニックなどと同様、歯科矯正も見た目を良くするための努力と受け止められていることなどが理由として考えられます。
また、歯科矯正によって歯並びが良くなると、見た目だけでなくその人の印象さえガラッと変わるため、歯科矯正にポジティブな意見が増えているのでしょう。
歯並びは、第一印象に影響を与える?
良い歯並びの人の印象
歯は第一印象を決める重要なパーツの一つです。せっかく綺麗な顔立ちであっても歯並びが悪いとイメージが悪くなってしまうこともあります。良い歯並びは人に清潔感や育ちの良さ、上品なイメージを与えます。
海外ではとくに歯並びの良さは育ちの良さとも捉えられるため、歯科矯正をする人は多くいます。
悪い歯並びの印象
一方、悪い歯並びの場合、せっかく人柄が良くてもどことなく残念な印象を受けてしまうこともあります。歯並びが悪いだけでだらしがなく見えてしまったり、美意識が低く、清潔感がないと思われてしまうこともあります。
歯科矯正でかわいくなる! 印象が変化する歯並び
前歯が前に出ている「出っ歯」
歯科矯正をする人のなかには、出っ歯で悩んでいる人も多いものです。出っ歯は上顎前突ともいい、前歯が前に出っ張っている状態です。出っ歯があると話したり笑ったりしたときに、前歯が目立ってしまいます。
また、口を閉じていても口元が盛り上がってしまったり、口が開いたままだとだらしのない印象を与えてしまうことさえあります。
かわいい印象のある「八重歯」
日本では八重歯はかわいいと受け止められることもあります。つけ八重歯なるものまでありますが、海外では正反対の印象を与えてしまいます。とくに西欧圏では、ドラキュラのような歯と受け止められてしまい、良い印象を与えません。
歯の間の隙間が目立つ「すきっ歯」
すきっ歯は、おもに前歯の中央2本の間に数ミリ程度の隙間がある状態を指します。
すきっ歯があると、隙間部分だけが黒くて目立ってしまったり、話が相手に聞き取りづらかったりとさまざまなデメリットがあります。また、歯の隙間に食べ物が詰まりやすいことから、虫歯や歯周病になるリスクも高まります。
がたがたな歯並び「叢生」
歯が綺麗に生え揃っておらず、凸凹な状態に生えていることを叢生(そうせい)と言います。がたがたな歯並びは見た目が悪いだけでなく、清掃性が悪く、歯が重なり合っている部分に磨き残しができやすい状態です。すると虫歯などのトラブルのほか、口臭の原因になることもあります。
どんなに綺麗な人でも口臭があれば残念なイメージをもたれてしまうでしょう。
矯正装置の見た目が気になる方も安心! 目立たない歯科矯正って?
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、目立ちにくく痛みも抑えられることがメリットです。マウスピース矯正のおもな特徴は次のとおりです。
目立ちにくい
透明なマウスピースを使って歯の移動を生じさせるため、矯正中であることが他人にバレにくいです。
自分で取り外しが可能
マウスピース矯正は自分で取り外すことができます。歯ブラシの際や結婚式などのイベントのほか、どうしても仕事の都合上外さざるを得ない時などに便利です。
ワイヤー矯正の場合は装着したまま24時間歯の移動がおこせますが、取り外しはできません。
清掃性が高く清潔
マウスピース矯正は、装置が着脱可能なため、これまでどおりのブラッシングができます。ワイヤー矯正は、装置の周りに食べ物が詰まったり、同じ箇所に汚れがたまるなど清掃性の悪化にはとくに注意が必要です。しっかり歯磨きをする必要があります。
虫歯や歯周病のリスクが下げられる
清掃性の問題とも関係しますが、装置を取り外してつねに歯もマウスピースも清潔に保てるため、矯正中に発生しがちな虫歯や歯周病などにかかるリスクが下げられます。
痛みや違和感を抑えられる
ワイヤー矯正は歯に直接装置をつけ、取り外しはできません。マウスピースは一定の期間ごとにマウスピースを付け替えます。マウスピース矯正は口腔内の違和感や痛みを抑えられるといえます。
自分の歯並びでマウスピース矯正ができるのか、気になった方は以下の記事を参考にしてみて下さい。
裏側矯正
裏側矯正の場合、目立ちにくく矯正をしていることがばれにくいのがメリットです。
芸能人など人前で仕事をする方は、表側に矯正装置をつけるのが難しい場合があり、その場合、裏側矯正をする人もいます。ワイヤーを使った矯正は、つねに装置をつけたままの状態が続きますので、歯の移動が起きやすい点がメリットです。また、さまざまな症例にも対応可能です。
費用面では、表側に施す矯正方法よりも高額になってしまうほか、高い技術が必要とされるため、どこの歯科医院でもおこなえるわけではありません。
ホワイトワイヤー矯正
これまでのワイヤー矯正のデメリットだった目立ちやすさを改善するために登場したのが、ホワイトワイヤーです。ホワイトワイヤーは、金属を白色に加工したものや、ロジウムという指輪などのコーティングに使われている素材を使ったものがあります。
ワイヤーとブラケットという使う装置は同じでありながら、見た目が白いため目立ちやすさは軽減されます。しかし、金属アレルギーの人の場合には適応外となることもあります。治療にかかる費用は表側矯正とほとんど変わりませんが、どこのクリニックでも取り扱いがあるわけではありません。
歯科矯正によって「人生変わった」「可愛くなった」と感じる人も多い
横顔(Eライン)が整った
Eラインと呼ばれる鼻の先から顎の先を結んだラインは、美しさの基準として使われています。
美しいEラインとは、口元がやや後ろに下がった状態を指します。歯科矯正をすることで、とくに出っ歯の場合Eラインが美しくなることがあります。すると、横顔の印象が大きく変わり、美しくなったと感じる人もいます。
滑舌が良くなった
とくにすきっ歯の人では、隙間がなくなることで息が漏れることがなくなり、滑舌が良くなったと感じる人もいます。また、顎骨の変形などによって滑舌の悪さを招いている人も、外科的な処置に加えて歯科矯正をすることで、滑舌が改善することがあります。
笑顔に自信を持てるようになった
歯並びに悩みがあると、自信がもてずにコミュニケーションに消極的になってしまう人も少なくありません。出っ歯やすきっ歯、叢生などがあると、思いっきり笑えず口元を隠してしまうという人もいます。
歯科矯正をすることで、自分に自信がもてるようになり思いっきり笑えるようになったというケースも多いです。
歯科矯正は自分のことを「かわいい」と思うための一歩
歯科矯正に対してポジティブな意見が増えてきました。矯正中であることをSNSなどで公表する人もいて、歯科矯正はしやすいムードと言えます。しかし、まだまだ見た目を気にする人が多いのも事実です。もし目立ちにくい矯正方法を探しているのであれば、マウスピース矯正がおすすめです。
透明なマウスピースで食事や歯ブラシのときには取り外しができるため、人に気づかれずに歯並びを良くできます。矯正には興味があるけれど、目立つのがネックに感じている人は、ぜひマウスピース矯正を検討してみてください。
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近年、不適切なマウスピース矯正治療により、残念な想いをされている方がいます。
治療期間が短く、極端に安価であることを謳うマウスピース矯正がでてきている中で、「歯並びの仕上がり結果が、理想から程遠い。噛み合わせが逆に悪くなった。」「当初伝えられた治療費より、結果大幅に総額が高くなり、途中で治療を断念した」などのお声を聞きます。
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初回診断 | 無料 |
歯科矯正に関するよくあるQ&A
Q.歯並びが良いってどういうこと?
A.良い歯並びの条件には、次のことが挙げられます。
左右対称の歯並び
上の歯と下の歯を噛み合わせた際に、上下の歯の中心と顔の中心である鼻のラインが揃っている状態です。
歯と歯の重なりがない
一つだけ出っ張った歯がなく、弓のようなアーチ状を描いて生えそろっている状態が理想的です。噛み合わせた際に、なだらかなU字のようなアーチを描いている歯列は美しいとされています。
歯がまっすぐに生えている
歯はやや傾いて生えてはいますが、歯の傾きが急だと出っ歯の原因になります。また、悪い噛み合わせの原因にもなります。まっすぐに近い傾きで生えている歯は凸凹が見られず綺麗な歯並びと言えます。
噛み合わせが良い
噛み合わせが良いと、食べ物を噛んでも噛みにくいところがなく、上下の歯で左右バランス良く噛める状態を指します。また、しっかりと噛むことで唾液がお口の中を循環し、虫歯や歯周病などのトラブルも防げます。
顔の筋肉もバランス良く使えることから表情筋も発達し、左右どちらか一方に歪みのない顔立ちになります。
Q.歯並びは母親と父親どっちに似る?
A.どちらか一方の親の歯並びが悪いと遺伝するのでは? と不安になる人もいることでしょう。母親父親どちらに似るということは断言できませんが、体型が親に似るのと同様、歯並びの悪さも遺伝する可能性はあります。
Q.矯正ゴムかけはどのくらいで取れる?
A.歯科矯正の効果を高めるために、顎間ゴムと呼ばれる装置をつけるケースがあります。これによって、より理想の歯並びに効率よく近づけるのですが、口を開くとゴムが見えてしまうので、見た目は気になります。顎間ゴムは、1ヶ月〜1年以上程度と症状の程度によって使用する期間が異なります。