歯並びが悪い人は、まわりの人にどんな印象を与えるのかと気になっている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、歯並びが悪い人がどのような印象を相手に与えるのか、そして悪い歯並びを放置するリスク、歯並びを治療する方法などについて紹介していきます。
悪い歯並びによる見た目の悪さや、リスクなどを改善して、綺麗な歯並びを手に入れたい!と思われている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
歯並び悪い人って気持ち悪いの?相手に与える印象とは
歯並びが悪い人には、どんな印象を受けますか?
これは人によって感じ方が異なりますが、親しみやすいと感じる人もいれば、印象が悪くなると感じる人もいます。
たかが歯並び、されど歯並び。歯並びひとつで人の印象が大きく変わるため、これは軽視できない問題でもあるのです。
1.清潔感に欠ける
歯並びが悪い人は、「清潔感がない」「だらしない」「下品」「育ちが悪い」などの、悪い印象を与えてしまうことが多いです。
歯並びが悪いことだけで、歯並びが悪いのにも関わらず歯科矯正をさせらもらえず、「清潔感がない」ことで、恋愛においても悪印象を与えてしまう可能性もあります。
2.可愛い・親しみやすい
歯並びが悪い人は、「清潔感がない」「下品」などの悪いイメージを与えてしまう一方で、「可愛い」「親しみやすい」といった、ポジティブなイメージを与えることもあります。
これは、芸能人のようにきれいに整った歯並びは、完璧過ぎて近寄りにくいといった印象を受ける方もいるためです。
たとえば、女性の「八重歯」のように、「少し歯並びが悪い方が、可愛い」といったように感じる方もいます。
ただし、このように感じる方は少数であることがほとんどです。
3.自己管理能力がない
歯並びが悪いと、自己管理能力がないと思われてしまうこともあります。日本ではあまりイメージがないですが、欧米では口元に対する意識が非常に高く、幼いころから歯並びが悪いと歯科矯正を行っています。
子どもの歯並びが綺麗だと、「親から愛情をかけてもらっている」といった良いイメージを与えられ、さらに大人の場合は「自己管理がしっかりできている」といった良い印象を与えられます。
つまり、自己管理ができるかどうかは仕事にも直結するため、欧米では歯並びが悪いと、ビジネスチャンスも逃してしまうリスクがあります。
歯並びが悪い人はこんなリスクも…
実は、歯並びが悪い人は、見た目の印象以外にも、うれしくないリスクがまだまだあります。このリスクを放置すると、口だけに限らず、全身にも悪影響を及ぼし兼ねないため、注意しておかなければなりません。
1.歯の黄ばみ・口臭
歯並びが悪い人は、歯の黄ばみ・口臭のリスクも高まります。これは、ガタガタの歯並びでは、どんなに歯磨きを頑張っても、細かいところに磨き残しが出やすくなるためです。
溜った汚れに食べ物などの色素が浸透してしまうと、歯が黄ばむ原因になります。
磨き残した汚れには細菌が繁殖しており、その中の細菌がガスを出すことで口臭の原因にもなるのです。
2.顔の歪み
噛み合わせや歯並びが悪い人は、顔の歪みが生じるリスクがあります。これはバランス良く噛めないことで、顔の筋肉バランスが崩れてしまうためです。
顔の歪みが生じると、見た目のコンプレックスにもつながったり、発育期のお子さんの場合は、顎の成長にも悪影響を及ぼしたりするため、早めの対策が重要です。
3.身体の不調
歯並びが悪い人は、身体の不調までも生じるリスクがあります。たとえば、歯並びや噛み合わせが悪いと、食べ物が噛み切りにくく、飲み込みがちになるため、消化不良が生じます。そうすると、胃腸に大きな負担をかけてしまいます。
噛み合わせの悪さによって、顎まわりの筋肉が異常に緊張することで「肩こり」が生じたりするリスクもあります。
歯科矯正をするべき6つの歯並び
歯科矯正をするべき歯並びとは、どんな歯並びなのでしょうか?ここでは、治した方が良いとされる、6つの歯並びについて紹介します。
①出っ歯
出っ歯とは、上顎前突とも呼ばれ、口元が盛り上がりやすい「口ゴボ」の一種でもあります。出っ歯は、上の歯が前方に突出しているため、口元にコンプレックスを抱きやすい歯並びでもあります。
出っ歯は、上顎の突出が大きい場合だけではなく、下顎の劣成長や、小さい下顎の遺伝が原因になることもあります。
②歯列がガタガタ
歯列がガタガタした歯並びは、叢生(そうせい)と呼ばれ、叢生の中には八重歯も含まれます。
歯の大きさに対して、歯が並ぶ顎のスペースが小さい場合に、歯が重なって生えたり、八重歯のように唇側に大きく飛び出したりする叢生になりやすいです。
③前歯が閉じない
前歯が閉じない歯並びを、開咬(かいこう)といいます。開咬の歯並びの状態では、奥歯でしっかり噛み合わせているのにも関わらず、前歯は噛み合わず、隙間が開いてしまっている状態の歯並びです。
開咬は、幼いころに指しゃぶりの癖があった方によく見られる歯並びです。前歯に隙間があることで、食べ物を前歯で噛み切ることができなかったり、空気が漏れやすくなるため発音にも障害が出やすかったりします。
④上の歯が下の歯に深く重なっている
上の歯が下の歯に深く重なっている歯並びを、過蓋咬合(かがいこうごう)や、ディープバイトなどと呼びます。
奥歯で噛み合わせたときに、上の歯が下の歯を大きく覆いかぶさり、下の歯が見えない、もしくはほとんど見えないような状態の歯並びのことを指します。
深く噛みこんだ歯は、歯ぐきを傷つけやすく、噛み合わせにも異常があるため、食事のしにくさも感じやすくなります。
⑤下の歯が突き出ている
下の歯が突き出ている歯並びは、反対咬合(はんたいこうごう)、もしくは「受け口」とも呼ばれています。通常、上の歯列は、下の歯列より前に出ていますが、「反対咬合」はこの上下関係が逆になっている歯並びです。
反対咬合は、上の顎に比べて下顎が大き過ぎることや、下の歯の傾きが大きいことが原因になることがあります。下顎が飛び出していることで、食事のしにくさや、発音にも障害が出る可能性があります。
⑥噛み合わせが横にズレている
噛み合わせが横にズレている歯並びを、交叉咬合(こうさこうごう)や、クロスバイトといいます。正常な歯ならびの状態であれば、下の歯に上の歯が被さるようになるのですが、部分的に上の歯が下の歯の内側に入り、歯列が交叉してしまっている状態になっています。
交叉咬合があることで、顎の成長に影響が出たり、顔に歪みが生じるリスクがあります。また、顎関節にも負担をかけやすいため、顎関節症や、肩こり・頭痛が生じるリスクもあります。
歯科矯正をおこなう主な治療方法3つ
それでは、歯並びを整えるための歯科矯正には、どのような方法があるのでしょうか?ここでは、歯科矯正の代表的な3つの治療法について紹介していきます。
治療期間や費用、メリット・デメリットなどについても紹介していくので、歯科矯正をはじめる前にしっかりチェックしておきましょう。
1.ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯の表面に矯正器具を取りつけて、歯並びを整えていく矯正治療法です。歴史の長い治療法で、幅広い歯並びに対応しています。
矯正器具には金属以外にも、歯の色に似た目立ちにくい「審美ブラケット」というものも選択できますが、歯の表面に装置を取りつけるため、少なからず目立ちます。
また、歯の表面に複雑な矯正器具があることで、歯と装置の隙間に食べ物が詰まりやすかったり、歯磨きがしにくかったりなどのデメリットもあります。
ワイヤー矯正の費用の目安は、歯並びの状態にもよりますが、およそ60~100万円です。同じく治療期間の目安も、歯並びの状態によって変わりますが、1~3年程度です。
2.マウスピース矯正
マウスピース矯正は、一人ひとりに合わせて作った「オーダーメイドのマウスピース型矯正装置」を使用した矯正治療法です。歯の動きに合わせて、少しずつ理想の歯並びに近い形の新しいマウスピースに交換していくことで、歯並びを整えていきます。
また、このマウスピース型の矯正装置は、透明で目立ちにくいため、人前に出る仕事をしている方でもはじめやすい治療方法です。さらに、装置は取り外しもできるので、今まで通り食事や歯磨きもできるというメリットもあります。
ただし、マウスピース矯正は1日20時間以上装着しないと、シミュレーション通りに歯が動かなくなるため、自己管理を徹底しなければなりません。
そんなマウスピース矯正(全顎矯正)の費用相場は、およそ80~100万円。治療期間の目安は、1〜2年程度です。
マウスピース矯正で人気なエミニナル矯正では、治療経験が500症例以上の矯正のプロ”矯正ドクター”が100%担当するシステムですので、口ゴボに悩んでいる方も安心して治療を行うことができます。
エミニナル矯正では、月額2750円から矯正治療を始めることができるので、気になった方は下のボタンから詳細をご確認くださいね。
3.セラミック矯正
セラミック矯正は、歯並びが悪い歯を削って、セラミックの被せ物をすることで、歯並びを整えていく治療法です。そのため、歯自体を少しずつ動かしていく必要がないため、短期間で治療が完了します。
ただし、その反面、何も問題がない健康な歯を削らないといけないという、デメリットもあります。一度削ってしまった歯は、元通りには戻せないため、しっかりメリット・デメリットを見極めたうえで治療を受けることをおすすめします。
セラミック矯正の費用は、セラミックで何本被せるかにもよって費用が大きく変わります。歯科医院によっては1本10万円以上することもあるため、こちらも事前に歯科医院で見積もりを出してもらいましょう。
また治療期間についても、歯の状態にもよりますが、およそ1~2ヶ月はみておいた方がよいでしょう。
こちらのYouTube動画では、歯科矯正の費用を左右する3つのポイントについて詳しく説明しています。
ぜひみてみてくださいね。
気持ち悪いと思わせない!綺麗な歯並びを手に入れよう
歯並びが悪い人は、残念ながら人によっては気持ち悪いと思われてしまうリスクもあります。そのため、コンプレックスにならないうちに、綺麗な歯並びを手に入れましょう!
マウスピース矯正ブランドの「エミニナル矯正」では、1人1人の歯並びや口の状況を精度高く診断し、治療計画を提示してくれます。
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近年、不適切なマウスピース矯正治療により、残念な想いをされている方がいます。
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歯並び悪い人に関するよくあるQ&A
ここでは歯並びに関する、以下の3つの質問について回答していきます。
Q.歯並びが良い・悪いの違いは?
歯並びがいい人の条件は、以下の通りです。ご自身の歯並びが、「良い歯並びの条件」に当てはまっているのか、確認してみましょう。
- 歯と歯に重なりがない
- 歯と歯の間に隙間がない
- 上の前歯が下の前歯より2mm程度出ている
- 歯を噛み合わせときに下の前歯が3㎜程度見える
- 歯にねじれや傾きがなく、まっすぐ生えている
- 歯並びが左右対称
- 口元に歪みがない
Q.歯が綺麗だと相手にどんな印象を与える?
.歯が綺麗だと、相手に与える印象はほとんどの場合が好意的なものが多いです。具体的な相手に与える印象としては、「清潔感がある」「若々しく見える」「知性がある」などの印象です。
歯並びが悪い人や、歯に黄ばみがあって汚れている歯の状態だと、不潔な印象にもつながってしまいます。そうなると、人付き合いでもデメリットが生じるリスクもあり、歯によって損をしてしまうこともあるでしょう。
とくに初対面での印象は、今後の人付き合いで大きな影響を与えるため、歯の美しさは保っておくことに越したことはありません。
Q.八重歯が可愛いとされるのはなぜ?
一昔前の日本では、八重歯といえば、無垢でかわいい印象を持たれてました。そのため、アイドルや芸能人なども、八重歯の方を目にすることも多かったです。
しかしながら、このイメージは日本に限ったもので、外国での「八重歯」のイメージは悪く、「魔女」や「ドラキュラ」を連想されて忌み嫌われています。
さらに、歯並びが悪いことで自己管理ができていないと判断されて、面接やオーディションなどでもマイナスイメージを与えてしまう可能性もあります。