2022年11月16日
2023年6月13日30代から歯科矯正をはじめるのはもう遅く、治療をはじめたとしても後悔してしまうのではないかと、悩んでいる方もいるのではないでしょうか？
本記事では、そんな気になる30代以上の大人になってから歯科矯正をはじめるメリットやデメリット、そして歯科矯正で後悔しないために自分でできる対策などについて紹介していきます。始める年齢によって矯正の費用も変わってきます。30代からはじめる歯科矯正をなんとかして成功させたいと思っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
30代の大人の歯科矯正における「後悔」の種類
30代の大人の歯科矯正で起こりうる「後悔」には、主に以下の2つのタイプがあります。まずは、どのような「後悔」が起こりうるのか確認していきましょう。
1.開始時期に関する後悔
大人の歯科矯正で起こりうる「後悔」のひとつに、もっと早く治療をはじめるべきだったという後悔が挙げられます。
というのも、大人になってから歯科矯正をはじめるのに比べ、子どもの頃は顎の骨が成長途中でやわらかく歯の動きをコントロールしやすいため、歯科矯正の治療期間が短く済むことがあるからです。
また、成長途中の子どもの歯科矯正では、顎の成長を促すことができます。これは子どもの時期だからこそできることで、顎を本来の正しい成長に促すことで必要なスペースを作り出せます。これにより、将来「抜歯」をせずに、歯をきれいに並べられる可能性もあります。
このことを大人になってからはじめて知り、「もっと早く治療すべきだった」と後悔することがあります。
2.治療内容に関する後悔
大人の歯科矯正で起こりうる「後悔」には、治療をはじめる前にもっとじっくり話を聞くべきだった、といった後悔もあります。これは、カウンセリング時に「治療内容」や「疑問点」などの解消ができていないまま治療を開始し、「こんなはずじゃなかった」と後悔するパターンです。
たとえば、歯科矯正の装置にはそれぞれメリット・デメリットがあり、痛みや食事・歯磨きのしにくさ、目立ちにくさなど、矯正装置によって異なります。また、歯科矯正で必ずしも起こるわけではないのですが、歯ぐきが痩せたり、後戻りしたり、手入れができていないと「虫歯・歯周病」などのリスクが生じたりすることもあります。
あらかじめこれらの歯科矯正の内容やリスクなどを知り、疑問を解決しておかないと、治療をはじめてから後悔してしまうことになります。
30代の歯科矯正はもう遅い？よくある誤解とは
歯科矯正は、子どものうちからはじめると多くのメリットがありますが、30代で歯科矯正をはじめるのはもう遅いのでしょうか？
じつは、30代の大人になってから歯科矯正をはじめることに、遅すぎるということはありません。
ここでは、歯科矯正をはじめる年齢や抜歯の可能性、老け顔になるリスクなど、30代の歯科矯正におけるよくある誤解について解説していきます。
1.歯科矯正は何歳からでも可能
「歯科矯正は子どもの頃にするもの」と思われていませんか？しかしながら、歯科矯正は30代はもちろん、40代、50代からはじめても遅くありません。
現在ある歯や、歯を支える骨、歯ぐきに問題さえなければ、基本的には何歳からでも歯科矯正をはじめられます。歯科矯正を大人になってからはじめることには、たくさんのメリットがあり、大きな価値があります。
2.虫歯や歯周病でも治療できることがある
歯科矯正をはじめるにあたって、虫歯や歯周病があると「歯科矯正ができない」と思われている方も多いのではないでしょうか？たしかに、虫歯や歯周病が進行している状態のままであれば、歯科矯正をはじめることはできません。
しかしながら、虫歯や歯周病がある場合でも治療をして状態が安定すれば、歯科矯正を受けることができます。また、虫歯が軽度の状態であれば、経過観察をしながら進めるケースもあります。
3.必ず抜歯するというわけではない
大人の歯科矯正は子どもの歯科矯正のように、顎の成長を利用した歯科矯正ができません。そのため、「大人の歯科矯正は抜歯をしなければならない」と思われがちです。
しかしながら、歯並びの状態によっては、非抜歯でも「歯並び」や「噛み合わせ」を整えられる可能性もあります。抜歯の有無は、矯正歯科医の治療計画の立て方によっても異なります。そのため、これは矯正歯科医の診断の的確さが問われるところでもあります。
こちらのYouTube動画では、抜歯の基準や非抜歯での矯正治療の仕方について説明しているので、抜歯が気になる方はぜひ見てみてくださいね。
4.老け顔になるリスクを回避できることがある
「歯科矯正をして老け顔になった」といった噂を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
これは、前歯を後方に下げ過ぎたり、不必要な抜歯をしたりすることで、今まで引っ張られていた皮膚がたるんで顔がこけたり、ほうれい線ができたりすることが原因です。
老け顔にならないようにするためには、矯正歯科医による診断と治療計画がとても重要なポイントになります。歯並びを整えるだけの歯科矯正を行うのではなく、口元や顔貌までしっかり考慮してくれる矯正歯科医であれば、「老け顔」になってしまうリスクもしっかり回避できることがあります。
エミニナル矯正では、治療経験が500症例以上の矯正のプロ”矯正ドクター”が100％担当するシステムですので、1人1人にあった矯正計画で治療を進めていくことができます。
エミニナル矯正では、月額2750円から矯正治療を始めることができるので、気になった方は下のボタンから詳細をご確認くださいね。
30代からでも歯科矯正を始めるメリットは多くある！
30代からでも歯並びを改善するメリットは、非常に多くあります。見た目でのメリットはもちろんですが、実は体の健康にもうれしいメリットがあります。
1.見た目に自信がつく
30代から歯並びを改善することで、見た目に自信がつくというメリットがあります。ガタガタで不揃いな歯並びを整えてあげることで口元の印象が良くなり、「コンプレックス解消」にもつながります。
今まで笑うときに口元を気にして思いっきり笑えなかった人も、歯並びがきれいになることで自然に笑顔が増えてくるでしょう。笑顔が増えるとまわりの人に明るい印象を与え、好印象を抱かれやすくなるでしょう。
2.健康な歯を保てる
歯科矯正をすることで健康な歯を保てることも、30代から歯並びを改善するメリットのひとつです。歯科矯正は見た目を改善するだけではなく、歯並びがきれいに整うことで、歯磨きがしやすくなって「虫歯」や「歯周病」のリスク軽減につながります。
歯並びが整って口元がきれいになることで、歯の健康への意識が高まる方もたくさんいらっしゃいます。
きれいな状態を維持しようと自然と歯磨きでのセルフケアを念入りにしたり、定期検診に通ったりするなど、歯への意識が高まることでご自身の歯を健康へと導きます。
3.体の内部が整う
体の内部が整うことも、30代から歯並びを改善するメリットのひとつです。なぜなら、歯科矯正をしてバランス良く噛めるようになることで、食べ物を噛み切ったり、すり潰したりしやすくなり、消化が良くなるからです。
悪い噛み合わせでしっかり噛めなかったり、偏った噛み方としていると、食べ物を咀嚼しきれず丸呑みしてしまったりする状態が増えてしまいます。そうなると、胃腸に大きな負担をかけてしまうため、歯科矯正で歯並びを整えることは大きな価値があります。
4.顔の歪みが解消する
顔の歪みが解消することも、30代から歯並びを改善するメリットです。若い頃はまったく気になっていなかったことも、30代になると肌トラブルや、顔のたるみなどが気になることも増えてきますよね。「顔」は、そんな30代の悩みが集結しているところでもあります。
実は歯科矯正で歯並びを整えることで、「顔の歪み」が解消することもあります。
もちろん、すべての人が歯科矯正をすることで「顔の歪み」が解消されるわけではありませんが、噛み合わせが整ってバランス良く噛めるようになることで、口まわりの筋肉バランスが整い、結果的に顔の歪みが解消されることがあります。
一方で30代・大人の歯科矯正によるデメリットも…
メリットの多い大人の歯科矯正。しかしながら、いくつかデメリットもあるのでチェックしておきましょう。
1.治療期間が長くなりやすい
歯科矯正は何歳からでもはじめられますが、大人になってから歯科矯正をはじめる場合、子どもの頃と比べると歯の動きをコントロールしにくいため、治療期間が長くなる可能性があります。
ただし、最近では目立たず、食事や歯磨きもほぼいつも通りできる「マウスピース矯正」も歯科矯正の選択肢にあるため、仮に治療期間が長引いても続けやすいでしょう。
2.通院が負担になる
30代といえば、仕事でバリバリ働いているという方も多いでしょう。そのため毎日が忙しく、歯科矯正での通院を負担に感じてしまう方もいらっしゃいます。
たとえば、仕事で疲れていて通院する気力が残っていなかったり、自宅や職場から歯科医院が遠くて通いにくかったり、希望の日時に予約が取りにくかったりなど、ちょっとした不都合が積み重なることで、疲れた30代の身体に大きな負担をかけてしまいます。
3.会話がしにくい
歯科矯正をはじめたばかりの頃はしゃべりにくさを感じて、会話がしにくくなることがあります。これはどの歯科矯正の装置にもいえることですが、とくに歯の裏側に装置を取りつける「裏側矯正」の人は影響が出やすいです。
なぜなら、サ行やタ行などの発音をするときに、「舌」が大きく関わっているからです。前歯の裏側に装置を取り付けている「裏側矯正」は、舌の動きを邪魔して上手く発音ができなくなります。
ただし、およそ1週間～1ヶ月程度で装置があることに舌が慣れてくると、ほとんどの場合、上手く発音できるようになります。
後悔しない！30代の歯科矯正を成功させるポイント
メリット・デメリットともにある30代の歯科矯正ですが、やるからには成功させて「やってよかった！」と思いたいですよね。ここでは、歯科矯正を成功させるために、ご自身でもできる対策を紹介します。
1.不安・疑問点は事前相談で解消する
30代の歯科矯正で後悔する理由のひとつに、治療をはじめる前にもっとじっくり話を聞くべきだったという後悔があります。このような後悔をしないためには、不安・疑問点は事前相談で解消しておくことが重要なポイントになります。
疑問点や不安を抱きながら放置すると、矯正歯科医に不信感を抱いたり、治療のモチベーションが下がったりする原因にもなりかねません。
また、もし「理想の歯並びのイメージ」があるのなら、カウンセリング時に矯正歯科医にしっかりイメージを共有しておくことも大切です。というのも、矯正歯科医の治療計画の立て方によって、仕上がりの歯並びが大きく変わってしまうからです。
つまり「理想の歯並びのゴール」が矯正歯科医と一致していなければ、思っていた仕上がりのイメージと大きく異なってしまうケースもあるため、事前のゴールの擦り合わせを必ず行っておきましょう。
こちらのYouTube動画では、矯正の治療計画で矯正医が話す内容と注目すべきポイントを紹介しています。
矯正クリニックに相談に行く際、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.治療完了までやめない
治療完了まで治療を中断しないことも、30代の歯科矯正を成功させるために大切なポイントです。
歯科矯正を途中でやめてしまうと、治療費が無駄になることはもちろん、きれいになりはじめていた歯並びが後戻りしたり、中途半端な歯並びで中断していることで歯磨きがしづらく「虫歯・歯周病」のリスクが高まってしまったりするリスクもあるからです。
もし転勤や引っ越しなどで、治療を中断する可能性がある場合や、体調不良や病気でやむを得ず治療を中断する場合は、勝手に治療をやめてしまう前に、まずは担当の矯正歯科医にその旨を伝えておきましょう。
3.矯正のルール・装着時間を守る
矯正のルール・装着時間を守ることも、30代の歯科矯正を成功させるために大切なことです。
たとえば「マウスピース矯正」であれば、装着時間を守らなければ治療がシミュレーション通り進まなくなったり、「ワイヤー矯正」であれば、予定通りにワイヤー調整のために通院しなければ、治療期間が長引いたりします。
ただし、これらのルールは歯の動き方や、歯科医院のルールによって多少異なるケースもあるため、必ず担当の矯正歯科医にいわれたルールを守るようにしておきましょう。
4.安心できる歯科医院を選ぶ
自分に合った安心できる歯科医院を選ぶことも、30代の歯科矯正で後悔しないためには大切なポイントです。
たとえば、急なトラブルに迅速かつ丁寧に対応してくれたり、コミュニケーションをとりやすい雰囲気であったり、患者さんのことを第一に考えて「メリット」だけではなく「デメリット」もしっかり伝えてくれるような歯科医院であれば、信頼できる歯科医院であると言えるでしょう。
歯科矯正は長ければ、1～3年程度と歯科医院とは長い付き合いになるので、しっかり安心できる歯科医院かどうかを見極めることはとても大切です。
マウスピース矯正ブランドの「エミニナル矯正」では、プロの矯正ドクターが事前の相談でしっかりと説明しています。
専属医療チームがいる相談室にチャット相談できる体制も整っています。
30代の歯科矯正に用いられる治療方法
では実際に、30代の歯科矯正に用いられる治療方法にはどのような種類があるのでしょうか？ここでは、30代の歯科矯正に行われている「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」のふたつの歯科矯正について紹介します。
それぞれの治療内容や、費用相場などを詳しくご紹介いたします。
1.ワイヤー矯正の内容と費用
ワイヤー矯正とは、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる矯正装置を取りつけて、その装置にワイヤーを通し、圧力をかけることで、歯を理想の位置へ動かしていく矯正治療法です。ワイヤー矯正には、歯の表側に装置を取りつける「表側矯正」と、歯の裏側に装置を取りつける「裏側（舌側）矯正」があります。
費用相場は、表側矯正がおよそ50～100万円、裏側矯正がおよそ100～160万円です。
ワイヤー矯正は歴史が長く、ほぼすべての歯並びの症例に対応しています。
ただし、歯の表面に装置があることで、食事や歯磨きなどのしにくさを感じることも多く、「表側矯正」の場合は、装置が目立ってしまうというデメリットもあります。
2.マウスピース矯正の内容と費用
マウスピース矯正とは、透明のオーダーメイドのマウスピース型矯正装置を、一定期間ごとに新しいものにつけ変えていくことで、理想の歯並びに整えていく矯正治療法です。
透明な装置のため、歯科矯正中にもまわりに気づかれにくく、取り外しもできるので食事や歯磨きもほぼいつも通りできるメリットがあります。ただし、1日20時間以上装着する必要があるため、自己管理を徹底する必要があります。費用相場は、およそ30～120万円です。
マウスピース矯正ブランドの「エミニナル矯正」では、月額2750円から矯正治療を始めることができるので、気になった方は下のボタンから詳細をご確認くださいね。
それぞれの矯正についての詳細は下記の記事で解説しています。
歯並びに悩みがある方は30代からの歯科矯正がおすすめ
30代で歯科矯正をはじめて後悔しないためには、事前にしっかりカウンセリングで疑問や気になることを聞いて不安を解消し、自分に合う信頼できる歯科医院を見つけることが大切です。
マウスピース矯正ブランドのエミニナル矯正では、1人ひとりの歯並びや口の状況を精度高く診断し、治療計画を提示してくれます。気になることがあれば、気軽に矯正相談を受けてみてください。
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月々2,750円から始められるエミニナル矯正は、「安心」で選ばれるマウスピース矯正です。
近年、不適切なマウスピース矯正治療により、残念な想いをされている方がいます。
治療期間が短く、極端に安価であることを謳うマウスピース矯正がでてきている中で、「歯並びの仕上がり結果が、理想から程遠い。噛み合わせが逆に悪くなった。」「当初伝えられた治療費より、結果大幅に総額が高くなり、途中で治療を断念した」などのお声を聞きます。
これらの問題を解決すべく、エミニナルでは矯正のプロ”矯正ドクター”が100％担当する仕組みを作りました。在籍ドクターの治療経験は500症例以上なので、安心です。
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歯科矯正に関するよくあるQ&A
ここでは、歯科矯正に関するよくあるQ&Aについて回答していきます。
Q1.歯科矯正は治療完了まで何年かかるの？
歯科矯正は治療完了までの目安は、およそ1〜2年半です。部分矯正の場合はこの期間より短く、およそ数ヶ月～1年です。
ただし、これはあくまで目安で、一人ひとりの歯並びの状態や、歯科矯正の取り組み方によっても異なります。
Q2.治療開始の年齢は何歳が最適？
歯科矯正の治療開始の最適な年齢は、顎の成長途中で歯の動きをコントロールしやすい子どもの頃ですが、子どもだけではなく30代、40代、50代の何歳からでも、歯科矯正をはじめることができます。
歯科矯正は子どものうちに行うイメージがあり、大人になってから治療をはじめるのに躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、顎の骨が成長したあとの大人でも歯科矯正ははじめられ、遅すぎるということはありません。
むしろ、学生や社会人になりたての頃に比べると、大人になってからの方が経済的な余裕があって、歯科矯正を余裕をもってはじめやすいといったメリットもあります。
Q3.出っ歯の矯正にかかる期間は？
出っ歯を治すための歯科矯正にかかる期間は、歯科矯正に抜歯が伴うかどうかによって、治療期間の目安は異なります。というのも、抜歯を伴う歯科矯正の場合は、抜歯で抜いた歯のスペースを埋めるのに時間がかかってしまうためです。
具体的な出っ歯の歯科矯正の目安としては、抜歯を伴う歯科矯正の場合はおよそ2～3年、抜歯を伴わない出っ歯の歯科矯正はおよそ1～2年です。
ただし、歯が動くスピードは一人ひとり異なりますし、歯並びの状態や、歯科矯正をはじめる年齢、そして歯科矯正の取り組み方によっても治療期間の目安は変わります。
